【NFL】QBニックスとの先発争いに敗れ「がっかり」するブロンコスQBスティッドハム
ジャレット・スティッドハムはシーズン開幕時にデンバー・ブロンコスの先発クオーターバック(QB)を務めるのが自分ではないことを理解している。新人QBボー・ニックスがその座を勝ち取ったからだ。だからと言って、スティッドハムがそれを喜んで受け入れなければならない、というわけではない。
現地25日(日)にプレシーズン最終戦を終えたスティッドハムは、これからニックスをサポートするものの、自分は先発クオーターバックの器だと信じていると語った。
スティッドハムは先発の座を勝ち取れなかったことについて、「まず何よりも、当然、とてもがっかりした」と話し、こう続けた。
「俺はこのリーグで先発クオーターバックになれると分かっている。そのことに疑いはない。今回は自分の思い通りにいかなかっただけだ。自分がどんな選手で、どんな人間なのかは分かっている。さっきも言ったように、必要になればいつでも準備はできている。繰り返しになるけど、自分がこのリーグで先発クオーターバックを務める器だってことに疑いはないよ」
かつてドラフト4巡目でニューイングランド・ペイトリオッツから指名を受けたスティッドハムは、過去2シーズンでそれぞれ2試合に先発出場している。昨シーズン終盤、ベンチに下げられたQBラッセル・ウィルソンに代わって出場したスティッドハムは、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンにアピールするチャンスを獲得。28歳のスティッドハムは十分なパフォーマンスを見せたものの、ブロンコスがドラフト1巡目でルーキーQBを指名するのを避けるほどの輝きを放つことはできてなかった。ニックスがドラフトされた時点で、ブロンコスにおけるスティッドハムの最終的な運命は決まったのだ。
そんなスティッドハムは「彼らは俺に何ができるかを理解していると思う。去年、最後の2試合でプレーした時や、練習、トレーニングキャンプ、OTA(チーム合同練習)とかを通じて、それを示せたと思っている。最終的には、俺はフィールドに出て、自分のやるべきことをするつもりだ。自分ができることに自信を持っているし、このチームのためにできることは何でもやるつもりさ」とコメント。