熱戦が続く衆院選も２１日から後半戦です。 鹿児島市には２１日、れいわ新選組の山本代表が訪れ、演説を行ったほか、週末にも各党のトップが鹿児島を訪れ、有権者に支持を訴えました。 れいわ新選組・山本太郎代表 「日本国内で一番頑張っていないのが政治家。とっかえなきゃだめじゃないですか」 れいわ新選組の山本代表は鹿児島中央駅前で演説を行いました。 山本代表は党の政策のトップに掲げる「消費税廃止」を有権者に強く訴えました。 山本代表 「３０年の死んだ経済をもう一度呼び覚ますためには、消費の喚起、投資の喚起、絶対的に必要。だからこそまず第一歩として消費税廃止をれいわ新選組の先頭に立たせてもらいたい」 演説会には１００人を超える人が訪れ、終了後は１人ずつと写真撮影を行い、政党をアピールしていました。 また、この週末には他の政党のトップも選挙区の立候補者の応援のため、鹿児島を訪れました。 １９日、鹿児島中央駅前にできた人だかりの前で話すのは自民党の石破総裁です。 厳しい批判が続く自民党の裏金問題について、改めて陳謝し支援を求めました。 自民党・石破総裁 「自民党はもう１回性根をたたき直して、気持ちを入れ替えて、国民の皆さんに信頼してもらえる政党になっていかないといけない。一から出直しの気持ちでこの選挙に臨んでいる」 また、２０日は参政党の神谷代表が鹿児島市を訪れ、国防強化の必要性や経済政策などについて訴えました。 参政党・神谷代表 「若者がいて技術の継承がされる状況を全ての地方産業において維持していく。これが国の仕事だと考えている。やることで地方の経済がまわる」 各党による舌戦が展開されていますが、２３日には立憲民主党の野田代表も鹿児島入りする予定です。