諏訪広域消防本部は12日、諏訪消防署に所属する20代の消防士が酒気帯び運転の疑いで書類送検されていたことを明らかにしました。 諏訪広域消防本部上原昭司消防長 「組織として大変重く受け止めております。誠に申し訳ありませんでした」 諏訪広域消防本部によりますと諏訪消防署の20代の消防士は11月18日、同僚との懇親会で酒を飲み、岡谷市内の駐車場に停めていた自家用車を運転したあと諏訪市内の路上で停車して寝ていたところ、警察官から声を掛けられ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されました。 翌日、諏訪警察署から消防本部に連絡があり発覚しました。この消防士は自宅待機となり、12月10日に酒気帯び運転の疑いで書類送検されたということです。 理由について「車で睡眠をとってから帰ろうと思ったが翌日、家族が車が必要になることが急に分かり運転してしまった」と話しているということです。諏訪広域消防本部は今後、厳正な処分を行う方針です。