晴れていても油断のできない天気が続きます。7日（水）も天気の急変にご注意ください。 5日（月）朝からの雲の動きをみると、朝は何もなくても、午後に雨雲が発生する様子がわかります。こういう雲は、夜遅くから朝にかけて一旦弱まりますが、6日（火）午後も再び湧き出してきました。これ一つ一つが発達した積乱雲なんです。南にある熱帯低気圧から湿った空気が送られて、大気の状態が不安定となっています。 雷レーダーをみると、6日午後は東北から西日本の広い範囲で雷雲が発生しました。6日午後7時には既にピークは過ぎていますが、まだ東北から西日本の一部で雷雨となっています。こういう状態は、7日から8日（木）にかけても続くでしょう。 予想雨量は7日夕方までと8日夕方までのそれぞれ24時間で、関東甲信や東北で80ミリから100ミリとなっています。これは24時間かけて降るわけではなく、1時間か2時間でざーっと一気に降る雨なんです。竜巻などの激しい気象現象にもご注意ください。 10日間予報をみると、東海から西日本は、お盆にかけても晴れて猛烈な暑さが続くでしょう。東京から札幌にかけては、最高気温が35℃以上の日はなさそうです。また、東京は今週末にかけてと来週の後半は、不安定な天気となって雨の降る日がありそうです。