地元食材を活用して売り出す「熱海ヨーグルト」＝JR熱海駅前の仲見世商店街

　観光商品など企画販売のフジノネ（熱海市下多賀）は21日、JR熱海駅前の仲見世商店街にヨーグルト専門店「熱海ヨーグルト発酵所」をオープンする。丹那牛乳を材料にしたヨーグルトを店内で手作りし、食べ歩きや持ち帰りの商品約20種類を販売する。

熱海市の鳥「カモメ」と青い海辺をイメージした熱海ヨーグルト発酵所の外観

　地元食材を活用し、「熱海の活性化に貢献したい」（同社担当者）と出店を決めた。熱海ヨーグルトは無糖、加糖、濃厚な味わいのグリーク（水切り）を基本に、寿太郎ミカンや伊豆産アロエなどと組み合わせた商品をそろえる。同商店街のパン屋「パン樹　久遠」と開発した「よーぐるっとパン」も売り出す。 　同社は「熱海プリン」などのスイーツ店を市内各地で展開している。