2024年に撮影された、最もパワフルな報道写真 30(海外)
3月26日、アメリカのメリーランド州ボルティモアでコンテナ船がフランシス・スコット・キー橋に衝突、橋が崩落した
橋の崩落により、6人が死亡した。
4月8日、アメリカのワシントンD.C.にあるワシントン記念塔の上で日食が見られた
皆既日食を見ようと、多くの人々がアメリカやメキシコ、カナダに集まった。
4月30日、アメリカのコロンビア大学で親パレスチナ派のデモ隊が建物内にバリケードを築いた
コロンビア大学のネマト・シャフィク学長(当時)は4月、大学はイスラエルに対する投資を回収するつもりはないと発表し、キャンパス内の親パレスチナ派の野営地に残る学生を停学処分にするとした。抗議活動に参加する学生はその後、大学のハミルトン・ホールを占拠し、300人が逮捕された。
5月4日、猛暑に見舞われたフィリピンでは、Hidden Sanctuary Resortの従業員が氷の塊を水の中に投入した
フィリピンでは気温が53度に達した。
5月22日、イランの首都テヘランでは人々がライシ大統領の葬儀に参列した
ライシ大統領は乗っていたヘリコプターがアゼルバイジャンとの国境近くの山中で墜落、死亡した。同乗していたイランの外相や州知事も死亡した。
5月22日、アメリカのアイオワ州プレスコットでは、竜巻で風力タービンが倒壊した
2024年、アイオワ州では過去最多となる122件もの竜巻が発生した。
5月29日、アイスランドのレイキャネス半島で火山が噴火した
アイスランドで有名なブルーラグーンでは、噴火に先立ち、避難指示が出されていた。
6月6日、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦の決行日(Dデー)から80周年を迎えた
英国ノルマンディー記念館では80周年を記念して『Standing with Giants』と題したインスタレーションが行われた。
6月27日、アメリカのバイデン大統領はジョージア州アトランタで行われた第1回大統領討論会で、共和党の候補であるトランプ前大統領と対戦した
この討論会はバイデン大統領にとって悲惨な結果となった。その残念なパフォーマンスは民主党をパニックに陥らせ、最終的に大統領選からの撤退につながった。
7月13日、トランプ前大統領はペンシルベニア州バトラーで、集会中に銃撃された
選挙集会を取材していたカメラマンたちは銃撃された後に拳を突き上げるトランプ前大統領の姿を撮影し、それはたちまち象徴的な写真となった。
7月29日、沈没したタンカー「テラノバ」から流出した油はフィリピンのマニラ湾に広がっていた
沈没したタンカーは140万リットルの工業用燃料油を積載していた。
8月4日に撮影した航空写真は、マウイ島の山火事から1年が経ったラハイナの様子を捉えた
マウイ島の山火事では102人が死亡した。
8月7日、アメリカのカリフォルニア州ミルクリークでは消防士が山火事と戦っていた
この火事はカリフォルニア史上4番目に大きな山火事となり、40万エーカー以上を焼失した。
8月19日、アメリカのイリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で、バイデン大統領とハリス副大統領は抱き合った
大統領選から撤退したバイデン大統領は、ハリス副大統領を民主党の大統領候補として支持した。 民主党全国大会でのスピーチで、バイデン大統領はハリス副大統領を高く評価し、ハリス氏を副大統領に選んだことは自身のキャリアの中で「最高の決断」だったと語った。 「わたしはこれまでのキャリアで多くの失敗を犯してきたが、ベストを尽くした」とバイデン大統領は語った。