アンジュルム 「ベーチェット病」の平山遊季が公表後初のコンサート 「ぺいぺい」コールに涙
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」が4日、神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜・国立大ホール」で秋のコンサートツアー「ROOTS」の公演を行った。 グループ名を「スマイレージ」から「アンジュルム」に改名して10周年のツアー。昼、夜公演ともにチケットは完売し、それぞれ約4000人のファンが詰めかけて会場は熱気に包まれた。 メンバーの平山遊季(18)は神奈川県出身で、この日が「凱旋」公演。開演前やアンコールの時など、ファンからはニックネームである「ぺいぺい」コールが巻き起こった。 客席はメンバーからのライトグリーンのペンライトで染まり、平山は「うれしいです」と喜んだ。 10月25日に事務所を通じて難病の「ベーチェット病」に罹患していることを公表。全身の様々な部位で繰り返し炎症が起きる病気で、原因は不明とされる。今後は医師らと相談し、無理のない範囲で活動を続けるとした。 この日は病気を公表後、初めてのコンサート。約2時間、笑顔も交えて元気にパフォーマンスする姿を見せた。 自身のブログでは「アンジュルムとして今後も活動を続けたいという強い思いと、まだまだやりたいことをしっかりやり遂げたいと思う気持ちがあるので、活動を諦めるという選択は私の中にはなかったです」と宣言。活動を続けるためのステップとして、自らの意思で病気を公表したという。 MCでは「ぺいぺいが(活動を)続けてくれて良かったなと、ふと思ってもらえるように…」などと話して涙を見せた。ファンからは熱い声援が飛んだ。誰もが彼女の今後の活動を応援している。