【オーロC】調教班は見た!2週前から〝絶好調〟の東西2騎に警戒せよ
[オーロカップ=2024年11月10日(日曜)3歳上、リステッド、東京競馬場・芝1400メートル] 調教担当記者が思わずノートにペンを走らせた――それはレース出走週とは限らない。1週前、2週前から明らかに調子が良かった馬が10日の東京メイン・オーロCに2頭出走する。 オーキッドロマンス(牡3・手塚)について、10月24日の取材メモには「美浦坂路で併せ馬を消化し4ハロン54・6ー12・2秒をマークし、手応えで僚馬を圧倒。次走に向けて調整は順調」とあり、さらに30日にも「美浦坂路で4ハロン53・9ー12・4秒とと上々の伸びを披露し、1馬身先着。次走・オーロCに向けてさらに調子を上げてきた」。かなりの好調ぶりが伝わってくる。3歳馬でもあり、秋になって成長著しいようだ。 一方、ティニア(牡4・池江)は2週前の同24日にこんなメモが…。 「栗東ウッドで調教採点唯一の8点。全体時計は平凡(6ハロン83・2秒)もラスト1ハロンは自己ベストで、キレ抜群の10・8秒(これまでの最高は11・1秒)。充実期を迎えて馬体もがっちりとした短距離体形に完成しつつあり、オープン昇級でも大いに期待が持てる存在」 レース当週の追い切りだけ良くても中身が伴っていないこともある。その点、今回の2頭は安心していい。
東スポ競馬編集部