【小田切ヒロ】お古なベースメイクになってない? 旬な肌をつくる、おすすめアイテム5選
新しい季節のスタートにまずアップデートするべきは、何を置いてもベースメイク。肌の印象はその人のセンスを体現するから。そこで今月は、これから手に入れるべきトレンドのアイテムとメイクアップのプロセスをヒロさんに直撃。最旬のファッションがよりドラマティックに映る肌づくりの具体策をお届けします。 【写真】小田切ヒロさんおすすめの秋チーク
2024年11月の"ファ美ュラス"メッセージ|抜け感のある高貴なグロウ肌が旬。合言葉はクワイエットラグジュアリー
ヒロ まもなく冬を迎えようとしているこの季節。ベースメイクは見直した? ――欲しい洋服がたくさんあるし、メイクアップはカラーアイテムに目がいってしまって、予算的にも正直、後回しになっているかも……。 ヒロ それはナンセンス。ベースメイクがお古のままじゃ、最新のワードローブも台無しよ! お気に入りのスタイリングをよりおしゃれに着こなすためにも、お肌の印象をアップデートしなくっちゃ。それに、日差しや気温の変化など、お肌を取り巻く環境も季節によって変化するわけでしょ。寒さが深刻になっていくこれからの季節を見据えた上で、アイテムもチェンジしなくっちゃ! ――納得しかないです。秋はどんな肌がトレンドか単刀直入に教えてください。 ヒロ もちろん、そのつもり。いいですか、皆さん。この秋はエフォートレスなグロウスキン、一択です。リュクスなツヤがありながら抜け感があって、ちゃんと仕立てられた高貴な肌とでも言えばわかりやすいかしら? そしてその肌は、ファンデーションではなくプライマーを主役に組み立てることが重要。というわけで今月のヒロインはSUQQUの「ザ プライマー」(1)。こちら3色・4種の多彩なパールがふっくら透明感のあるハリとツヤ感を演出してくれる今シーズン最もホットなアイテムよ! しかも、存在感がありながらナチュラルに仕上がるあんばいもいいんです。これをワンプッシュ取り出しておでこ、頰、鼻、あごに5点置きしたら、内側から外側に向かって手でファーッと広げていくの。輪郭に向かってフェードアウトさせるのが重要。ここまでできたら、ロージーローザのダイヤ型のスポンジ(2)でフィックスします。軽快にトントンとタッピング。密着させていきます。 ――もうグロウ感、出てきてますね。 ヒロ そうよ~! でも大人はやっぱりもう少しカバーしたいのが本音だと思うので、ファンデーションを重ねていきます。おすすめはやっぱりグロウ感が素敵なシュウ ウエムラの「アンリミテッド ケア ツヤ セラム ファンデーション」(3)なんですけど、これは真面目に塗らないのがポイント。ごく少量をコンシーラーのような感覚で頰やおでこ、色ムラが気になる部分に薄く重ねていきます。 ――ちなみに、いつもならここまででよさそうなのですが、今、ニキビができておりまして……これって隠せますか? ヒロ もちろん。そういうピンポイントのトラブルはベアミネラルの「ベアプロ 16HR オールオーバー コンシーラー」(4)で帳消しにしちゃいましょう。小指の先にチョンとつけて、気になる部分にのせたら、そのまま30秒キープ。これでコンシーラーが固まるから、塗った部分のフレームを小指でトントンとぼかしてちょうだい。このテクニックは凹凸のカバーにも使えるから、この機会に覚えておくとめちゃくちゃ便利! ――頭の中に深く刻んでおきます。 ヒロ コンシーラーのあとは、フェイスパウダーでカバー力をダメ押し。ここではプチプラだけど優秀なエテュセの「スキンケアパウダー(プレスト)」(5)をレコメンドしちゃいます。チークブラシにパウダーをとって、手の甲で軽くはたいたら、コンシーラーをのせた部分にささっと重ねて。ブラシに残った分を皮脂が出やすいTゾーンや小鼻にだけ重ねたら完成。こうすることで立体感も演出できるの。お粉は顔全体に重ねると抜け感がキープできなくなるからグッとこらえて。人生と同じで、化粧もときには我慢が肝心!