「みんなが去ってしまう前にもう一度プレミアリーグ優勝を…」リヴァプールFWサラーが“ラストイヤー”でのタイトル獲得を熱望
リヴァプールのモハメド・サラーは、今シーズンの目標や自身の契約状況について語った。 2017年にリヴァプールに加入したサラーは、以降チームのエースとして大活躍。2019年のチャンピオンズリーグ制覇や翌年のプレミアリーグ優勝などに大きく貢献しており、今シーズンは公式戦20ゴール17アシストを記録してリーグ戦で首位を独走するチームを牽引している。 そんなサラーだが、リヴァプールとの現行契約は今夏に満了を迎える予定で、契約切れまですでに半年を切った。依然として契約更新には至っておらず、アンフィールドでの将来が不透明となる中、同選手の去就には大きな注目が集まっている。 さまざまな憶測の飛び交うサラーは、イギリス『スカイスポーツ』で今シーズン開幕前に掲げた目標について「僕のリストにある最初のことはリヴァプールとプレミアリーグを優勝することだ。この7~8年間のインタビューで僕は常にチャンピオンズリーグで優勝したいと言ってきた。でも、これはリヴァプールとともにプレミアリーグを優勝することを強く望んでいると言う初めてのことだ」と話し、その理由を続けた。 「おそらく、僕たちが勝ち取ったトロフィーを望んでいた形で祝えなかったからかもしれないし、それにこれがクラブでの僕のラストイヤーだ。だから、この街のために特別なことをしたい。これが僕の頭にあったものだった。僕たちは30年の間タイトルを待っていた。優勝したけど、パンデミックで、適切な形で祝うための時間がなかった。あれはナイスなことではなかったから、今年そうできることを願っている」 「今年の僕のモチベーションはトロフィーを勝ち取り、特にプレミアリーグでそのトロフィーの重要な役割を担うことだ。このチームにはトロフィーが必要だとまだ感じている。僕やトレント(アレクサンダー=アーノルド)、フィルジル(ファン・ダイク)、アリソン、ロッボ(アンドリュー・ロバートソン)のようにまだ半分のチームが残っている。みんながここから去る前に再びトロフィーを掲げる必要がある。僕たちはほとんどのものを勝ち取ったけど、プレミアリーグ優勝は1度だけだ。2度目を勝ち取れることを願っているし、そうできれば最高だ」 また、サラーは注目の集まる自身の去就についても語った。 「今のところ、契約満了まであと半年だ。進展はない。僕たちは進展には遠く及ばない。だから、今は様子を見る必要があるだけだ」 「(このような契約状況の中でどのようにプレーに集中しているかについて問われ)これが残り半年なら、将来に何を見ることを望んでいるか?振り返ったときに契約についてストレスを感じていたと言いたいのか?信じられないシーズンだったと言いたいのか?ということが僕の頭にはある。僕はただ、振り返った時に信じられないシーズンだったと言いたい。これが僕の望んでいることだ」