大村知事、愛知独自に“緊急事態宣言”へ(全文1)外出、移動自粛をお願いしたい
要望に対し、政府はどう対応する見込みか
記者1:すいません、政府のほうともうお話をされているということですが、目安としては今後どういった形で、例えばあすにもとか、どういったふうに【****00:09:32】。 大村:速やかにと思っております。 記者1:じゃあ、もう会議とかは今日開かれるということですか。 大村:速やかにということで聞いております。会議というか、それはあれなんでしょうね。いろんなやり方というか、それはもうすぐにできるというふうに聞いています。 記者1:週末を待たずに出すことで【****00:09:49】行動を抑制できると思うのですが。 大村:政府の、もうこれはそれぞれの、正確に言いますと、地域の、地元が要請ということではなくて、専門家会議の皆さんが6日、7日に説明をした、あの数値なんですね。私いつも申し上げているのは、これは私だけじゃなくて、専門家会議で、とにかく研究者、学者の皆さんにとっては当たり前のことだと思いますが、やはり客観的な数値、客観的な事実と科学的な論拠ね。科学的な論拠。エビデンス。ファクトとエビデンスに基づいてやっているということなので、ということで専門家会議の座長である尾身先生、副座長か。が言われたとおり、感染者数の全体の数字、それから倍加率ですね。どのくらいぐっと急速に増えていくのかということ。それから完成経路不明の方の割合ということを見てということであります。
感染経路不明な方も増えている
その数値でいきますと、愛知県の場合は、もう何度も申し上げていますが、2月、3月に大きな名古屋での2つの集団、クラスター、2つ合わせて113名という多くの方の集団、クラスターが多くて、ただそれはもう、1人の方がいったん陰性になったけど、もう1回という動きはもう出ておりませんので、そういった大きな山があって、その後なんとか入院者も減って持ちこたえてきたということの評価、それは客観的評価だと思いますが、ということがありますが、先週の金曜日、3日からやはり複数の感染者の確認が見られている。それから散発例、孤発例といいますか、感染経路不明の方も増えてきているということなので、トータルとしては専門家会議の皆さんも言っている、そういう水準っていうことではないのかもしれませんが、やはりこの1週間を見れば相当厳しい状況であることは間違いないと思っております。その点をどういうふうに専門家会議の皆さんが評価をするかということだと思いますが、いずれこれは、そうした自体は早晩やってくると私はずっと申し上げてまいりました。 ということなので、法律に基づく緊急事態措置についても進めて、準備をしておりますので、その法律に基づく、基づかないは別にして、もう愛知県として、あす午後、愛知県の緊急事態宣言。内容は法律に基づくものとまったく同じものを、あす発出をさせていただきます。ということで、それに速やかに政府のほうが検討して、政府対策本部で検討して、その方向で調整して検討するというふうに、そういうふうなことで話をしておりますので、そういう形で、ダブルでやれればいいのではないかと思いますが、それはそれとして、まずは私ども、県としての緊急事態宣言はあす午後、発出をさせていただき、週末に備えたいというふうに思っております。