【MLB】カージナルス・ヌートバー あす29日からマイナーでのリハビリ出場を開始へ 復帰は7月上旬か
ラーズ・ヌートバー(カージナルス)が戦列復帰に向けて、大きな一歩を踏み出そうとしている。米公式サイト「MLB.com」でカージナルスを担当するジョン・デントン記者が報じたところによると、わき腹を痛めて故障者リスト入りしているヌートバーは、あす日本時間6月29日からマイナーAA級スプリングフィールドでリハビリ出場を開始するようだ。カージナルスのオリバー・マーモル監督によると、ヌートバーは最初の試合で5イニングの出場が予定されており、そこから徐々にイニングを増やしてプレーの強度を上げていく予定だという。 現在26歳のヌートバーはメジャー4年目の今季、ここまで39試合に出場して打率.234、5本塁打、19打点、3盗塁、出塁率.337、OPS.741を記録。肋骨の負傷によって開幕から出遅れ、4月中旬に戦列復帰を果たしたものの、5月下旬に今度はわき腹を痛め、再び故障者リスト入りした。自身初の規定打席到達を果たした昨季も3度の故障者リスト入りを経験しており、故障の多さが目立っている。 ヌートバーはマイナーでのリハビリ出場のなかで、実戦感覚やスイングのタイミングなどを取り戻していくことになる。ヌートバー自身はメジャー復帰の準備が整うまでに「6~8試合ほど必要だろう」との見通しを示しており、戦列復帰は7月上旬が有力。デントン記者は日本時間7月6日から始まる敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ3連戦での戦列復帰を予想している。故障の再発さえなければ、前半戦のうちに復帰できるのは間違いなさそうだ。 カージナルスの外野陣はマイケル・シアーニが正中堅手として好守を見せており、両翼に入っているブレンダン・ドノバンとアレック・バーレソンも打撃好調。控え外野手としてはディラン・カールソンがおり、ヌートバー復帰後、マーモル監督が外野手をどのように起用していくか注目される。