「30歳になるまで外車には乗らない主義」の黒木美珠がスバル“フォレスター”を選んだ理由
「フォレスターSTIスポーツ」を選んだ決め手
フォレスターにはいくつかのグレードがありますが、私は最上位グレードである「STIスポーツ」を選びました。せっかく乗るならいちばん良いグレードをという思いもありましたが、決め手は“ダンパー”でした。 以前、取材した「インプレッサSTIスポーツ」に装着されていた日立アステモ製が大好きで、そのダンパーが「フォレスターSTIスポーツ」のみに装着されているということを知り、購入に踏み切りました。
スバル車は基本的に乗り心地がちょっと硬めで、キビキビした感じのものが多い印象がありました。もちろんそこも魅力ですが、このダンパーは程良く柔らかく、上質な乗り心地が味わえます。 特に山道では、標準車よりもロールを感じにくくなっている思います。また、勾配のきついところで一時停止してから発進する際も、エンジンが力まず、スムーズに登ってくれる。 そして、重心が低く作られているため、車高が高くてもワインディングロードでの走りも安定感があり、安心して走ることができます。
ボディカラーは、マグネタイトグレーメタリック。ブラックほど重すぎず、光の加減によって色味が少し変わって見えるのがお気に入りです。
エクステリアやインテリアには各所にSTIのエンブレムが施されており、特にメーターは運転する度に目にするので、気分を高めてくれます。
インテリアカラーはボルドー×ブラックで、アウトドアのイメージの強いフォレスターですが、高級感のあるナッパレザーとボルドーカラーが相まって、上品さも感じられます。
どんな道もタフに走ってくれる相棒
納車から1年半で4万kmも乗りました。どんな道もタフに走っていってくれるフォレスターは、私の大切な信頼できる相棒です。 まずは日本車への理解を深めるため、「30歳になるまで外車には乗りません!」と宣言したこともあり、今は主に国産車の試乗・レビューを中心に活動しています。 ですが、そろそろ30歳の“輸入車解禁”に向けて、輸入車のお勉強も始めて行きたいなと思っています。 外車への憧れを抱く人は少なくないと思いますが、実際にいろんな国産車に乗ってみると、やはりクオリティ、デザイン、コスパのバランスに秀でた車が多く、毎日が発見と感動の連続。特にフォレスターへの愛着は格別ですが、まだ見ぬ国産車との出会いにワクワクしっぱなしです(もちろん、外車も大好きです!)。 これからもフォレスターを大切にしながら、安全運転で楽しいカーライフを送っていきたいと思います。 黒木美珠=文 三浦安間=写真
OCEANS編集部