「地球守るために核廃絶を」84歳で渡欧…オスロの被爆証言会に参加した金沢の被爆者
テレビ金沢NEWS
被団協のノーベル平和賞授賞式に合わせてノルウェーを訪れた石川県内在住の被爆者の西本多美子さんらが馳知事のもとへ報告に訪れました。
石川県庁を訪れたのは広島で4歳の時に被ばくし現在は金沢市在住の西本多美子さん。12月10日のノーベル平和賞授賞式に合わせて開かれた、オスロ国会議事堂での被爆証言会などに参加しました。 語り部として長年石川県を中心に原爆の恐ろしさを訴えてきた西本さん。馳知事は「石川県において果たしていただいた役割は大きい」と西本さんを労いました。
元県原爆被災者友の会会長・西本多美子さん: 「核兵器禁止条約がまずできてノーベル平和賞を頂いて、しかしまだ核兵器っていうのは1万以上残っているわけですから、これを無くすことがいま一番大きな私は仕事でないかな地球を守るためにはこれを無くさないとどうしようもないなというふうにずっと思っていますね」 西本さんらは、1月9日に金沢市内で市民に向けての報告会を行う予定です。