韓国代表相手に大炎上を喫したモイネロ。写真：金子拓弥（THE DIGEST写真部）

「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループB、キューバ代表対韓国代表の試合が11月14日、台湾・天母スタジアムで行なわれ、韓国が勝利。NPB福岡ソフトバンクホークスで今季リーグ最優秀防御率（1.88）のタイトルも獲得したキューバ先発のリバン・モイネロが大量失点で2回降板し、日本人ファンから心配の声が上がった。 【動画】リーグ最優秀防御率のモイネロが韓国代表スターにグランドスラムを浴びる... 　キューバメディアによると、アルマンド・ジョンソン監督は前日会見で、モイネロはインフルエンザにかかっているものの韓国戦には強行出場することを明言していた。そして当日は実際にマウンドに立ち、初回は無失点で切り抜けたものの、2回は2死走者なしから連打、盗塁で二・三塁のピンチを招き、チェ・ウォンジュンに適時打を放たれ先制を許した。 　その後もフォアボールで満塁、死球で押し出しの追加点を献上すると、韓国KBOリーグの若きスター、キム・ドヨンに初球を捉えられ、満塁ホームランを浴びた。次のユン・ドンヒを見逃し三振に抑え、この回打者2巡目入りは食い止めたが、2回6失点で降板。スーパーラウンド進出をかけた負けられない一戦は序盤で大きくビハインドを負うこととなった。 　体調不良の中マウンドに立ったモイネロに日本人ファンから心配の声が上がった。 「無理させすぎだよ」 「インフルなのによう頑張った」 「チームメイトとか相手選手にも感染するかもしれないのに」 「インフルで強行出場したらいくらモイネロでも打たれるって...」 　試合は韓国代表がリードを保ち、8対4で勝利を収めた。 構成●THE DIGEST編集部