「ホークスありがとう」 ソフトバンクが福岡で優勝パレード
4年ぶりにリーグ優勝したプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの優勝祝賀パレードが24日、福岡市中心部であった。沿道には28万人(主催者発表)のファンが詰めかけ、オープントップバスに乗った選手たちに「ありがとう!」などと歓声を上げて喜びを分かち合った。 【写真まとめ】パレードするソフトバンクの王貞治会長ら パレードは午前11時ごろスタート。就任1年目でリーグ優勝に導いた小久保裕紀監督や選手たちは約2・3キロのコースを手を振りながら、ゆっくりと進んだ。 沿道には早朝からファンが詰めかけた。早起きして母親と訪れた福岡市立馬出(まいだし)小5年の安増龍馬さん(10)は周東佑京選手のファンといい、「いつもテレビの前で応援してきたので直接見られてうれしい」と笑顔。福岡県粕屋町の航海士、溝田星綾(せいりょう)さん(27)は現役引退した和田毅投手をねぎらうメッセージを書いた旗を手作りし、「本当は日本一のパレードを見たかったが、来季に期待したい」と話した。 ホークスのパ・リーグ優勝は20回目で、2020年以来(前身の南海、ダイエー時代を含む。他に1リーグ制でも2回)。日本シリーズではセ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を突破した横浜DeNAベイスターズに敗れて日本一を逃した。【平川昌範】