ゲームソフトの米テイクツー、プライベート・ディビジョンを売却
(ブルームバーグ): 米ゲームソフトメーカー、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは6日、小規模なゲームタイトルを扱うプライベート・ディビジョンを売却したと発表した。同社は買い手も売却額も明らかにしていない。
テイクツーの資料によると、買い手は「プライベート・ディビジョンの発売済みおよび未発売タイトルのほぼ全て」の権利を購入した。今年発売されたアクションロールプレイングゲーム「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド」は売却の対象外だという。
売却したタイトルには、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを題材にしたゲームで今後発売予定の「テイルズ・オブ・ザ・シャイア」や、「ポケットモンスター」シリーズの共同開発で知られるゲームフリークによるタイトル未定の新作プロジェクトなどが含まれる。
2017年に設立されたプライベート・ディビジョンは、19年のヒット作「アウター・ワールド」で好調なスタートを切ったが、バグが多いとして「カーバル・スペース・プログラム2」がファンから酷評されるなどし、勢いを失った。
テイクツーは今年に入りプライベート・ディビジョン傘下の2つの社内スタジオを閉鎖し、多数のスタッフを解雇した。
原題:Take-Two Sells Small-Game Division for Undisclosed Sum (Correct)(抜粋)
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Jason Schreier