センバツ2024 京都外大西、京都国際 挑む(その2止) 春舞台駆けあがれ 学校プロフィル /京都
◆京都外大西 ◇05年夏に準優勝 1957年に私立男子校の京都西高校として開校した。89年に共学となり、2001年に現校名に改称した。建学精神は「不撓(ふとう)不屈」。京都外国語大の併設校で英語教育に力を入れ、世界に羽ばたく国際感覚豊かな人材の育成に努めている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 硬式野球部は開校の同年に創部され、甲子園にはこれまで春夏通算15回出場。センバツは84年に初出場し、3回目の出場となった87年は上羽功晃主将(現監督)が選手宣誓に初めて英語を取り入れて話題となった。夏は9回出場し、05年は準優勝に輝いた。卒業生にはプロ野球・ヤクルトの西村瑠伊斗選手や中日の大野雄大投手、21年東京五輪・空手男子組手75キロ超級銅メダルの荒賀龍太郎さんらがいる。 京都市右京区山ノ内苗町37(075・321・0712)。 ◆京都国際 ◇21年夏4強入り 1947年開校の京都朝鮮中学をルーツとする。58年に学校法人「京都韓国学園」として府知事の認可を受けた。2004年には、学校教育法第1条に定められた「学校」の認可を受け京都国際中学・高校として新たなスタートを切った。英語、韓国語、日本語の3カ国語の教育に力を入れるなど「真の国際人育成」を教育目標に掲げている。 硬式野球部は99年創部。21年のセンバツで春夏通じて初の甲子園出場を果たし、初勝利を挙げた。同年夏の甲子園は4強入り。 卒業生にプロ野球・広島の曽根海成選手、DeNAの森下瑠大投手ら。学校周辺には、東福寺や泉涌寺などがある。京都市東山区今熊野本多山町1(075・525・3535)。 ……………………………………………………………………………………………………… ◇京都外大西 2023年秋季公式戦成績 【府大会】 2回戦 ○11―0須知 3回戦 ○ 8―5久御山 4回戦 ○ 9―6西城陽 準々決勝 ○ 8―2北嵯峨 準決勝 ○ 8―1塔南・開建 決勝 ○ 2―1京都国際 【近畿地区大会】 1回戦 ○ 7―5彦根総合 準々決勝 ○10―7履正社 準決勝 ○ 1―0耐久 決勝 ● 1―2大阪桐蔭 10試合9勝1敗 ◇京都国際 2023年秋季公式戦成績 【府大会】 1回戦 ○12―0海洋 2回戦 ○ 8―0莵道 3回戦 ○10―0乙訓 4回戦 ○ 8―0京都両洋 準々決勝 ○ 9―1福知山成美 準決勝 ○ 7―0立命館宇治 決勝 ● 1―2京都外大西 【近畿地区大会】 1回戦 ○3―2田辺 準々決勝 ○1―0近江 準決勝 ●0―4大阪桐蔭 10試合8勝2敗