町田・黒田剛監督「町田ゼルビアは決して悪ではない」横浜FMに逆転勝利…4人負傷の天皇杯筑波大戦から中2日
◆明治安田J1リーグ▽第18節 横浜FM1―3町田(15日・日産スタジアム) 町田は横浜FMに3―1で逆転勝ちし、勝ち点3を積み上げた。天皇杯2回戦筑波大戦(1△1、PK2―4)から中2日という日程の中、先制されながらも3点を奪って逆転した。 * * * 敗れた筑波大戦では、出場した4選手が長期離脱に。試合後の会見で、指揮官自身が相手のプレースタイルや言動に憤りを示したことで、一部から批判を浴びた。発言はSNSなどで拡散され、町田ゼルビアというクラブに対する厳しい意見も聞かれた。 それでも指揮官は「町田ゼルビアは決して悪ではない。しっかりダメなものはダメと訴えながら貫いていくこと、これが日本サッカー界に必要なパワーだと思う」とキッパリ。「町田のサッカーをネガティブに捉えている選手もいない。クレームをつけられるようなサッカーになっていると思っている選手もいない」と言葉に力を込めた。 チームは先制されながらも運動量や球際、ハードワークの面で相手を上回り、3点を奪って首位を守った。指揮官は「勝つために志向しているサッカーを信じ、それが勝つために絶対に必要なんだと彼らみんなが理解してやっている。それが勝利の要因になっていると思います」とチームに自信を示した。
報知新聞社