赤黒かっこよ! カワサキ新型「ニンジャ500」「Z500」の価格が判明、40周年エディションも登場【北米】
451ccツインを搭載した兄弟が揃って登場
カワサキは北米で、EICMA 2023で世界初公開された「Ninja 500」および「Z500」の北米向け仕様を発表した。ともに未公開のニューカラーをラインナップし、ニンジャ500には40thアニバーサリーエディションも登場している。 【写真】カワサキ「ニンジャ500」「Z500」の全カラーバリエーション
国内ではニンジャ400/Z400として登場? 価格はちょいアップ程度か
新世代デザインを採用したニンジャ500/Z500が北米大陸に上陸だ! カワサキは、昨秋のEICMA 2023で世界初公開した両車を北米でも正式発表。それぞれ価格が判明したので、追って登場すると思われる日本仕様の新型ニンジャ400/Z400の参考にできそうだ。 新型ニンジャ500/Z500は、ひと足先に海外仕様のエリミネーター450(仕向け地によっては500)で採用した451cc並列2気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデルで、フルカウルのニンジャ500とネイキッドのZ500で心臓部と基本骨格を共有する。 従来のニンジャ400/Z400の後継モデルに位置付けられるニンジャ500/Z500は、従来の398cc並列2気筒を51.8→58.6mmにストロークアップし、クランクシャフトやバランサーシャフトを最適化。いっぽうで車体はシート高、ホイールベース、キャスター角/トレールなど近似した数値で、φ41mm正立フロントフォーク、φ310mmシングルディスクのフロントブレーキといった足まわりも400を踏襲している。これらのことから、日本ではこのカタチのまま400化して登場すると見て間違いなさそうだ。 デザインまわりでは、ともにヘッドライトまわりやカウル形状を新作とし、メーターは新形状のフルカラーTFTに。ただし、北米仕様ではスタンダードモデルとSEがラインナップされ、STDは高コントラストのLCDを、上級仕様のSEのみがTFTメーターを採用する。 このほかSEは、ロワーカウルやシングルシートカウル、ハイスクリーン(ニンジャのみ)、タンクパッド、フレームスライダー、ラジエタースクリーン、USBタイプC充電ソケット、LEDウインカ―を装備している。また、ニンジャ500には往年のZXRカラーをオマージュした40thアニバーサリーエディションがラインナップされることにも注目だ。 気になるのは価格だろう。従来のニンジャ400/Z400からどう変化したのかを見ることで、いずれ登場するであろう日本仕様の価格が占えるからだ。 というわけで、価格は以下の通り。