【ガールズケイリン】今年はデビュー5年目で初のビッグレース制覇…ガールズグランプリ出場選手紹介〈3〉尾方真生
◆ガールズグランプリ(12月29日、静岡競輪場)出場選手紹介=3= 今年のガールズケイリンNO1を決める「ガールズグランプリ2024」が29日、静岡競輪場で開催される。スポーツ報知WEBでは連日、出場選手を紹介する。 【写真】前夜祭に出席した尾方真生 第3回目は尾方真生(25)=福岡・118期=。 今年のハイライトは7月松戸「ガールズケイリンフェスティバル」。決勝は正攻法からの先行策で、同門の先輩・児玉碧衣、小林優香を退けV。デビュー5年目で、悲願のビッグレース初制覇を果たした。「自分のスタイルで勝てたことがうれしい」と感激。G1では決勝進出がなかったが、賞金ランク4位で4年連続4度目のグランプリ切符を手に入れた。 ラインのないガールズでは、決して有利とはいえない先行勝負。だが、高校まで取り組んだ陸上競技短距離がはぐくんだ本能なのか、誰よりも前で走ることにこだわり続けてきた。一昨年も、昨年大会も最終的に風を切ったのは尾方だった。今年も強敵相手に、ひるむことなくレースを動かしていく。 ◆尾方 真生(おがた・まお)1999年5月7日、熊本・多良木町生まれ。九州学院高卒。日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)118期生(女子9期)の卒業記念クイーン。2020年5月デビュー。今年7月の松戸「ガールズケイリンフェスティバル」で大レース初V。ガールズGP出場は4年連続4度目。161センチ、65キロ、太もも62センチ。血液型O。
報知新聞社