地元の老舗イタリアンの名店が閉店へ…店を追い込んだのは「物価高」 「お客さんが食べられないような値段にできない…」 全国では「物価高倒産」増加
物価高に加え、飲食店を取り巻く環境の変化、体力面なども考慮し閉店に踏み切ったとのこと。 閉店の話を聞きつけた馴染みの客が連日つめかけ、取材したこの日もランチタイムは満席となっていました。 客 「こうやって同級生と会う場所でもあったので、その場所が無くなるのはすごく寂しいです」 かつては自らも客として通っていたというスタッフも、思いがこみ上げます。 イタリア料理ピアノピアノ 宮城裕子さん 「マスターに習えたのは私の一生の宝なので、もう1回何とか頑張って、ピアノピアノができたらとは思います」 順子さんは閉店するその日まで、夫・一信さんから引き継いだ味を提供し続けます。 イタリア料理ピアノピアノ 笹島順子オーナー 「寂しいですけど区切り付けて、前見てと思っています。しばらくぼーっとして。本当に42年間ありがとうございました」 惜しまれつつ閉店の近づくピアノピアノ。 ランチ・ディナー共にすでに営業最終日まで予約で埋まっているということです。
山陰放送