「瀬戸内の玄関口」新広島駅ビル開業まで100日 屋上広場やホテル上層階を公開
JR西日本は14日、建て替え中のJR広島駅ビル(広島市南区)の屋上広場や、駅ビルに新たにできるホテルグランヴィア広島サウスゲートの上層階を報道陣に公開した。瀬戸内海や市街地を一望できる駅ビルは、新築工事を9割終え、2025年3月24日の開業まで100日となった。 【写真17枚】新広島駅ビルの屋上広場やホテルグランヴィア広島サウスゲート最上階の部屋 屋上広場は、東棟の複合映画館(シネコン)と西棟のホテルの間の7階部分。駅ビル2階に乗り入れる路面電車を見下ろす展望台となる。広場にステージを仮設し、イベントを開くこともできる。8階部分とつなぐ幅約13メートルの大階段が観客席となる。大階段の両側にはシダレザクラやモミジを植え、四季を感じられる空間にする。 21階まであるホテルは、380室のうちスイートルームが入る最上階を公開した。白を基調とした部屋は、大きな窓から在来線や新幹線が駅に入る様子も見える。ホテルグランヴィア広島企画部の橋津大祐次長は「瀬戸内の玄関口を五感で楽しめるサービスを提供したい」とアピールした。
中国新聞社