JR新水前寺駅「高架下のバス停」設置想定のため “道路の一部封鎖” の実証実験 早ければ今年度中に設置 熊本
熊本放送
熊本市が設置を目指すJR新水前寺駅の高架下のバス停について、きょう(27日)から設置を想定した実証実験が始まりました。渋滞への影響はあるのでしょうか。 【写真を見る】JR新水前寺駅「高架下のバス停」設置想定で “道路の一部封鎖” 記者「新たなバス停の設置に向け始まった実証実験。道路の一部を封鎖し交通への影響について調査が行われます」 市電の “積み残し“ の解消を目的に、市が設置を目指す新たなバス停。今回の実証実験では、バスが停車するために必要となる歩道と道路の一部をガードレールで囲い、交通への影響を調べます。 熊本市移動円滑推進課 徳田隆宏課「左折レーンの一部をバスが止まる場所にしたいと考えています。現在の計画では2台分を想定しています」 実験初日のきょう(27日)、短縮された左折専用レーンに収まりきれない車も見られましたが、大きな渋滞には至りませんでした。 しかし、実際にバス停が設置されると…。 熊本市移動円滑推進課 徳田隆宏課「(ガードレールで)仕切っている場所にバスが止まり、そこから直進レーンに入りなおして直進する形になります」 バス停に停車したバスは、中心市街地方面へ向かうため、再び中央寄りの車線に戻る必要があります。 今回の実証実験は、バスの車線変更までは想定していませんが、後続車両に影響が出て、新たな渋滞が発生する可能性は否定できません。 実証実験は12月17日までで、来年1月に検証結果がまとめられる予定です。 市は検証結果や周辺住民の意見などを議会に報告し、早ければ今年度中にも設置が可能としています。
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