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赤く色づき丸々と育ったリンゴが店頭に並んでいる＝東根市関山

年間を通じ、多様なフルーツを販売している安達農園

（写真：山形新聞社）

　東根、天童の両市と仙台市を結ぶ国道48号沿いに立地する安達農園（東根市）では、旬を迎えたリンゴの取り扱いが盛んになっている。赤く色づき、丸々と育った実は県内外の客を楽しませている。 　観光果樹園として1955（昭和30）年に創業し、直売所ではリンゴに加え、サクランボ、モモ、シャインマスカットなどが季節ごとに販売されている。春から秋にかけてフルーツ狩りを体験できる。果物の味を生かしたジュースの加工・販売も手がけている。 　今の時季に主力商品となるリンゴはふじ、シナノスイート、王林など、多彩な品種を取り扱う。直売所での販売のほか、注文に応じて県内外への発送に対応しており、現在は選果や出荷の作業に精を出している。 　今季は高温が続いた影響で着色の遅れが心配されたが、実の肥大や食味は質良く仕上がっているという。スタッフの金田美穂さん（40）は「旬を迎えたリンゴを多くの人に楽しんでほしい」と話す。

　営業時間は午前8時～午後5時。冬期は原則、日曜と年末年始が休業。東根市関山332の1。0237（44）1231。