今年の一皿は「ウナギ」 検索3倍!外国人魅了のワケは?
飲食店の検索サイトを運営する「ぐるなび」。今年を象徴する「一皿」に選んだのは、日本人にはお馴染み“ウナギ”でした。今、外国人観光客にも人気なのだそうです。 【画像】ウナギが今年の一皿に選ばれた理由とは?
■検索3倍!なぜウナギが外国人に人気?
世相を反映し、その年を象徴する今年の一皿に選ばれたのはウナギ。一体、なぜウナギなのでしょうか。 こちらは外国語版のぐるなびのホームページ。ウナギを扱う店などの閲覧数は、2年でおよそ3倍に急増しているといいます。 そう、なぜか今、外国人観光客にジャパニーズフード「ウナギ」が人気なのです。 こうしたインバウンド効果などが理由で、ウナギが今年の一皿に選ばれたといいます。でもなぜ今、外国人観光客はウナギを食べに訪れるのでしょうか? 連日、整理券を配るほど大繁盛。千葉県・成田市のウナギ屋さん。創業から114年、継ぎ足し続ける薄甘口の秘伝のたれは、何度も何度も蒲焼きがくぐり、ウナギのエキスが溶け込み、独特の深みとまろやかさを持つ、決してまねのできないたれだといいます。 そんなたれにふっくらと焼き上げたウナギをドボン。贅沢にも、たっぷり。ほかほかご飯にたれをかけ、そのうえにウナギをのせます。 「割きたて」「蒸したて」「焼きたて」という3つのこだわりが自慢の「うな重」です。 はしを入れれば、あぶらがあふれ出すほどです。 冬のウナギは、あぶら乗りが最高だといいます。 川豊 伊藤小澄店主 「冬のウナギも非常に身が引き締まって、あぶらも乗っている。夏に限らず、冬もおいしく食べられる」 外国人観光客で、にぎわう店内。作りたてのうな重が届いたその先にはいました!いました! アメリカから 「私たちはアメリカから来ました」 「おいしい!デリシャス」 アメリカから来たという4人組の観光客。話を聞くと、来店2回目のリピーター。頼んでいたのは…。 アメリカから 「スーパーサイズです。私はウナギが好きなので」 どうして、わざわざウナギを食べにきたのでしょうか? アメリカから 「飛行機から降りて、この店にまっすぐ来られます」 「とても都合が良いんだ。空港から来るにも、行くのも」 成田市にある、ウナギ屋さんなどが並ぶ通称“うなぎ街道”は、成田空港からほど近く、近距離で来られることから外国人観光客たちにとって、すぐに伝統的な日本食の味わえる最適のグルメスポットだといいます。 台湾から 「ウナギ。おいしいです。これはおいしい」 伊藤店主 「本当にインバウンドの人が多くなっていて。成田空港が本当に近い、車で10分、15分の場所にあるので。多くの人にご来店頂いています」
テレビ朝日