【オリックス】昨季ロッテで最優秀中継ぎ投手・ペルドモ、待望デビュー戦で1回完全、最速は153キロ
◆パ・リーグ オリックス2―4西武(22日・京セラドーム大阪) 敗戦の痛みを新戦力が和らげた。「全く問題なく投げられた。非常に良かったかなと思います」。オリックス・ペルドモが3点ビハインドの8回にデビュー。打者3人を11球で片付け、最速は153キロを計測した。 昨年はロッテで最優秀中継ぎ投手賞を受賞。「大阪のマウンドも、雰囲気も好きなので」と、京セラDは4試合で無失点と好相性だった。移籍初登板で微妙に動くツーシームとスライダー、チェンジアップの仕上がりも確認。「もっと上の成績を収められると思うので、準備をしていきたい」と声を弾ませた。 パドレス在籍時の16年に、コーチ留学していた中嶋監督と出会った。「長い間お世話になっているので」と同じチームでプレーする夢が実現。右腕を高く評価してきた指揮官も「低めの制球力はしっかりとしている。何らビックリすることなく」とうなずき、勝ちパターンでの起用も視野に入れた。 この日はファームでも、上半身の不調で今季1軍未登板の山岡が約1か月ぶりに実戦復帰。最速143キロで1回を無失点に抑えた。首位・ソフトバンクとのゲーム差は今季最大タイの14に広がるなか、浮上のカギを握るのが救援陣の充実。黒星の中にも、収獲はあった。(長田 亨) ○…女性ファンが主役の「オリ姫デー」は今季2試合目。試合前には1000人の応募から70人という厳しい抽選を突破した「カメラ女子」が、三塁側座席から打撃練習を撮影した。新人・高島はトークショーに参加。大学時代にタピオカドリンク店でアルバイトをしていた秘話などを明かし「来年は『打倒・山崎颯一郎』でいきます」とオリメン入りも宣言?した。試合では2番手で3回無失点と好投。「自分が(トークショーに)出て、喜んでもらえるならありがたいです」とファンに感謝した。
報知新聞社