「ちょっと違うなと思ったところが1個あった」雨が与えた〝研究時間〟 ソフトバンク山川穂高が横浜で復調へ
◆SMBC日本シリーズ2024 第6戦 DeNA―ソフトバンク(2日、横浜) 雨天中止 ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が復調を誓った。 ■ラオウ?アンパンマン?暗雲切り裂く栗原陵矢の謎ポーズ【写真】 横浜開催の第1戦と第2戦では、7打数3安打1本塁打とMVPに輝いたCSの勢いそのままに当たっていたが、本拠地に戻ってからの第3戦以降は12打数無安打。ぴたりと当たりが止まり、第5戦終了後に「ここ3試合打っていないので修正はかけないといけない」と口にし、球場を後にしていた。 2日に横浜スタジアムの室内練習で打撃練習などを終えた山川は「ちょっと(打撃フォームで)違ったかなと思ったところが1個あったので、そこは今日直した」と手応えを口にした。「良いときに雨が降られたらすごく困るんですけど、3試合打てなかったので、昨日移動して(打撃について)考えた。本来だったら(2日の)試合前の練習しかできなかったのが、今日1日練習できて、明日の試合前も練習できて、その上で試合ができるというのは、もしかしたらいいのかもしれない」。雨天中止が山川に打撃フォームの〝研究時間〟を与えた。 ただ、崖っぷちに立たされた状況は変わらない。「この休みで流れが変わるのは周りが思うことだと思う」と山川も言い切る。それでも「僕は僕に与えられている仕事を全うできるような準備をするだけ」と集中力を高めている。自分を見つめ直した4番が再び横浜で大暴れする。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
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