【濃い眉でもふんわり眉に!】プロが伝授する「毛の濃淡の整え方」
「眉メイクがうまくできない」というお悩みの中でも多いのが、ふんわり仕上がらないという問題!でもそれ、正しい手順を知れば、意外に簡単にクリアできるんです。今回は、「濃い眉をふんわり見せる」方法を伝授! 〈画像で見る〉どんな眉も「ふんわり」に!プロが伝授する眉の描き方&アイテム
教えてくれたのは…SAORIさん
「W EYE BEAUTY表参道本店」統括マネジャー Japan Eyelist College表参道校認定講師、日本化粧品検定1級など多くの資格をもち、美容師・美容部員を経て、アイコーディネーターに。多彩な経験と似合わせ知識で大人世代の支持を集め、年間3000人の眉を手がける。
お悩み:濃い眉をふんわり見せるには? 利き手の反対側の眉がうまく描けない!
太く、濃く生えている眉はヘルシーで美しい反面、「ふんわり仕上がらない」という不満を感じている人も。眉マスカラで毛の存在感を薄める方法がおすすめですが、自眉の毛の濃淡や左右の形を毛抜きで整えておかないと、なかなかふんわり感を出すことができません。 整えるポイントは1. 眉頭の出発点を左右でそろえること、2. 毛の密集度の違いによる濃淡の差を軽減することの2つです。 利き手と逆の眉が描きにくいという人は、アイブロウペンシルや眉パウダーを手に持ち、テーブルなどにヒジをついてメイクしてみましょう。ヒジを固定することでブレにくくなるため、描きにくさが解消されると思います。
今回のモデルさんは、向かって左の眉頭が、右の眉よりも内側に入っているため、毛抜きで抜いて眉頭の位置を左右そろえます。
次に、毛の濃淡を整えます。毛が密集して生えているところを、少し間引いて濃度を軽減するだけでも「ふんわり眉メイク」が叶いやすくなります。抜き方のコツは、密集した部分の一番下の毛(地肌にもっとも近い毛)を1本ずつ抜くこと。重なった毛束の表面の毛を指でつまんでめくり、一番下の毛を抜いてからスクリューブラシで整えましょう。
ここまで整えたら、アイブロウペンシルで地肌が見えている部分を埋めていきます。ペン先を肌に当て、点をチョンチョンと描くようにすると、自然に埋めることができます。さらにアイブロウパウダーを眉頭の少し内側~眉尻にのせ、最後にアイブロウマスカラを毛流れに沿って塗れば完成。今回はよりやわらかな雰囲気に見せるため、ピンク系のカラーをチョイス。 撮影/伊藤泰寛 監修/SAORI モデル/ゆのん、yukarina(いずれもVOCEアンバサダー) 取材・文/長江悠祐子 Edited by 西村 美名子
VOCE