「40歳になった人しかわからないことは何?」で出てきた、切なすぎる回答・ベスト1
「40歳になった人しかわからないことは何?」で出てきた、切なすぎる回答は? これまでX(旧Twitter)上で8年間365日、毎日欠かさず大喜利のお題を出題し、累計で200万以上の回答を見てきた「坊主」氏。いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 【この記事の画像を見る】 ● さあ「大喜利」に取り組もう みなさんにぜひ「大喜利」に取り組んでほしい。 大喜利ほど「頭の体操」に最適なものはありません。 そうはいっても、どうやって大喜利に取り組めばいいのか、わかりませんよね。 ここで、1つの補助線を引きましょう。 それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。 まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。 <お題> 「40歳になった人しかわからないことは何?」選手権 というお題を元にしましょう。 20代、30代は若さで突っ走ってきたけど、そうも言っていられなくなる時期。それが40歳です。 その年に、人は何を思うのか。 それを予想したり、振り返ったりして考えてみましょう。 それらが大喜利の「素材」になります。 <回答> 「結婚して子どもができた」「管理職になった」「戸建てかマンションを買った」 そのうちのどれか一つに該当していないと、正月やお盆の親戚の集まりで人権を失う いかがでしょうか。 想像するだけで切なくなってきますよね。 ラストの「人権を失う」という表現が特に秀逸です。 大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、とにかく素材の「数を出す」ということです。 その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。 「1つだけひねりを加える」という方法です。 こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。 (本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)
坊主