【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で先発投手に指名された。またも重要な局面でマウンドに立つことになり、引き続きの活躍が期待されていると、米メディア『BVMスポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　山本はサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第1戦で先発投手に起用されたが、3回5失点という乱調で良い結果は残せなかった。それでも2勝2敗で迎えた第5戦で再び先発登板し、今度は5回無失点の好投でドジャースを2-0の勝利に導いている。レギュラーシーズンでは怪我で離脱した期間があるだけに、12年総額3億2500万ドル（約485億円）という大型契約の価値を示すには、このポストシーズンで結果を残すことが重要だ。 　地区シリーズ第5戦の結果を受けて、同メディアは山本に対する評価をCからB+に引き上げている。同メディアは「特に来季、大谷翔平が投手陣に加わる予定であることを考えると、山本が健康を維持し活躍を続ければ、ドジャースにとって貴重な戦力としての地位を固めることができるだろう。プレーオフでのチームの将来は、今後の山本のパフォーマンスに大きく左右される」と報じ、期待感を示した。結論としては「山本の軌跡は、プロスポーツにおいて健康であることの重要性を浮き彫りにしている。彼が最高のパフォーマンスを維持できれば、ドジャースの投資は賢明だったと言える。彼が成功できるかどうかは、完全に回復し、ポストシーズンの重要な局面で才能を発揮できるかどうかにかかっているかもしれない」と伝えている。