AKB48 18期研究生 久保姫菜乃(くぼ・ひなの)「学生時代、運動は得意だったんですけど勉強が苦手。学年で最下位を取ったこともあります」【連載 なんで令和にAKB48?】
――手間のかかりそうなコだ。中学はどんな感じだったんですか? 久保 合唱部に入りました。そこは合唱部なんですけど、ミュージカルがメインなんです。もともと歌が好きで、小学校4年生から課外活動で聖歌隊に入っていて。それと小学校6年生のときに合唱部の公演を見て、中学に行ったら絶対に入りたいなと。小中高一貫の学校で、部活は高校の先輩と一緒だったので、上下関係はけっこう厳しくて。 ――演技はどうだったんですか? 久保 苦手でした。歌も好きなんですけど、うまくはなかったので大変でしたね。役をやるにはオーディションがあって、いちおう希望を書くんですけど、全然ダメでした。本当に下っ端の下っ端で、街の女(1)とか(2)って役で、セリフはなし。卒業公演で『レ・ミゼラブル』をやって、それが過去最大にいい役だったんですけど、すぐに死んじゃうんですよ。 ――なかなか大変な部活動でしたね。ちなみに勉強はどうだったんですか? 久保 全然できなくて、中学校のときに学年で最下位を取ったこともあります。小学校からエスカレーターで上がっちゃたので、入ってから全然勉強しなくて。 ――ちなみに最下位ってどんな気持ちなんですか......? 久保 あんまり真面目にやってなかったので、取っちゃったヘラヘラみたいな。親からはちゃんと勉強しなさいって言われるんですけど、全然続かなくて。 ――校則はちゃんと守ってた? 久保 いや、あまり...。スカートを短くしたり、夏休みだけですけど、髪の毛を染めちゃってたり。ギリギリを攻めるタイプでした。 ――先生から目をつけられちゃうタイプですね。 ■これが最後のチャンスと思ってAKB48のオーディションを受けました ――アイドルとの出会いを教えて下さい。 久保 小さい頃、親戚から「アイドルになりなよ」とか、「表に出るような仕事してみたら」とか言われた記憶があって。 ――かわいかったってことですね。 久保 まあ......、とか言っちゃいます(笑)。でもある程度大きくなって、テレビやSNSを見て、本当にアイドルになりたいって思うようになって。これは過去に言っちゃってるんですけど、いくつかオーディションも受けてまして。 中学の時に坂道グループさんのオーディションがあって、友達から受けなよって言われたんですけど、写真を送るのが恥ずかしくて、送らなかったんです。それを後悔していて、次は絶対に受けようって。そのあと、いろいろ受けたんですけど落ちて、すごい悔しくて。AKB48の18期生オーディションを受けたんです。
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