二宮和也「前作とほぼ同じキャストだからこそ、その意見に価値がある」『ブラックペアン シーズン2』インタビュー
◆オーストラリアロケでの印象的な出来事はありますか? 現地の方々にすごく協力していただいて、いろんな場所で撮ることができたなと思っていますし、もちろんその撮影に参加もしていただいたりとか、好意的にやっていただけたなと思います。あと、カジノだったり、なかなか普段入れるようなところではない場所でも撮影できました。普段だったらその場所に似ているところだったり、いかに寄せられるかの勝負だったりするのですが、そうではなくて、実際のブリスベンの空港を貸していただけたというのは、本当に行ったかいがあったのではないかなと思います。 ◆撮影がオフの時間はどのように過ごされていましたか? 僕はみんなより前に入って、特番の『二宮孝太郎』(TBS系 7月5日(金)放送)のロケをやっていました。そっちは旅行というか、オーストラリアのいろんなところに飛んで、動物園に行ったりしていたので、撮影を切り離して過ごすことができました。 ◆リフレッシュにもなったんですね。 そうですね。ただ、みんなは天城先生を探しに来ている話なので、大変そうでした。僕はまだフルタイムで入っていたわけではなかったので、残っているメンバーとご飯へ行ったりできていたんですけど、探している側はカツカツだったので大変そうでした。 ◆撮影が始まってから現時点で感じている率直な手応えや、チームワークを教えてください。 チームワークは、どこと比べてというのができないのでおそらくですけど、いいと思います。出ているキャストたちが前作とほぼほぼ一緒なので現場もやりやすいです。だからこそキャストの意見に価値があるのかなとも思っています。前作を経て今作に入ってきているキャストたちは、譲れるものもあれば譲れないものもあり、それを前作とは違うチームで作っているので、そういった時にそれは譲れるけれど、それは譲れないというのは、シーズンを通してきた人たちの感じなんだろうなというのはあります。その分いい形で物が作れているんじゃないかなと思います。 ◆天城は二者択一の運試しを迫りますが、二宮さんにとって、大きな二者択一だったなと思うエピソードはありますか? それで言うと、嵐と『3年B組金八先生』のどっちをやりたいという話をされたときです。僕は金八先生、風間(俊介)はバレーボールをやりたいと言っていたのに、なぜだか知らないけれど、気づいたら逆転していて、今に至るという感じなので、その2択が一番大きかったのではないかなと思います。 ◆第1話以降にも二者択一を迫るような展開は出てくるんでしょうか? 基本的にそれが条件となって展開していくので出てきますけど、その条件で運を試すという方々が、本当に毎話すごい方たちばかりなので、そこも合わせて楽しんでいただけると思っています。