〔欧州株式〕軒並み上昇=英1.07%高、独0.58%高(2日)
【ロンドン時事】年明け2日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前営業日終値比87.07ポイント(1.07%)高の8260.09で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.58%高、フランスCAC40種指数は0.18%高、ストックス欧州600種指数は0.60%高だった。 年初で市場参加者が少なく、商いも薄い中、エネルギー株が相場をけん引した。中国の景気刺激策への期待を背景とした原油高が好感された。金塊相場の上昇も産金株の買いを誘った。 FTSEの構成銘柄では、産金大手エンデバー・マイニングが4.91%高、同業フレスニロが4.51%高と大きく買われ、流通大手マークス&スペンサーが3.68%高で続いた。半面、システムキッチンメーカーのハウデン・ジョイナリーは1.70%安、保険会社セント・ジェームズ・プレイスは1.67%安、住宅大手バラット・デベロップメンツは1.25%安。 DAXでは、航空機大手エアバスが3.72%高、電力大手RWEが2.53%高、ハノーバー再保険が2.40%高と買われた一方、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は1.89%安、日用品大手ヘンケルは1.77%安、防衛大手ラインメタルは1.72%安と軟調だった。