近江の初戦は彦根東 夏の高校野球滋賀大会、組み合わせ決まる
夏の甲子園出場をかけた第106回全国高校野球選手権滋賀大会(滋賀県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が25日、同県栗東市の栗東芸術文化会館さきらで行われ、各校の対戦相手が決まった。大会は7月6日に開幕。順調に進めば、27日に決勝を予定している。 大会には53校48チームが参加。部員不足のため、安曇川、湖南農、信楽、甲南、愛知、長浜農の6校が連合チームを編成する。 会場はマイネットスタジアム皇子山(大津市)とHPLベースボールパーク(同県彦根市)の2球場。7月6~10日に1回戦▽13~15日に2回戦▽20、21日に3回戦▽23日に準々決勝▽25日に準決勝―を予定。順調に進めば、決勝は27日午前10時からマイネットスタジアム皇子山であり、甲子園出場校が決まる。 抽選会では、春季県大会でベスト4に入り、今大会では2回戦から登場する滋賀学園、比叡山、近江、八幡商の4校がシード校として各ブロックに振り分けられ、残りの各校主将らがくじを引いた。 開会式の選手宣誓を引き当てた八幡商の安田仁之介主将は「絶対に引くと思ったので、引けてうれしい。先生や選手と話しながら大会にふさわしい宣誓をしたい」と話した。 昨夏の滋賀大会で5連覇を達成し、今春の選抜大会にも出場した近江の大石尚汰主将は「いよいよ夏が始まるという実感がある。先輩がつなげてきた連覇を僕たちで途切れさせるわけにはいかない」と言葉に力を込めた。春季県大会で優勝した滋賀学園の門田侑也主将は「非常にわくわくしている。目の前のプレーに全力で取り組んでいきたい」と述べた。 全国高校野球選手権は8月7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。