西田敏行さん

　フジテレビ系「めざまし８」（月曜～金曜・午前８時）は１８日、映画「釣りバカ日誌」シリーズなどに主演し、人間味のあるユニークな演技で親しまれた俳優の西田敏行（にしだ・としゆき）さんが東京都世田谷区の自宅で死去したことを報じた。７６歳だった。 　９日前の８日には、米倉涼子（４９）が主演する映画「劇場版ドクターＸ　ＦＩＮＡＬ」（田村直己監督、１２月６日公開）の完成報告会見に出席したばかり。壇上ではダジャレを披露するなど元気な様子を見せていただけに、周囲には衝撃が広がった。 　ＭＣで俳優の谷原章介は、西田さんとドラマで共演した当時を振り返り「西田さんっていつお会いしてもイコやかで元気で温かくて」と明かした。さらに「気さくに話しかけてくださって撮影の合間なんかニコやかで和やかなんですけど、本番ってなると、全然、台本と違うことがバンバンバンバン出て来て、それが役として出てくるアドリブなんです。それを受け止めるのに必死で目の奥をじっと見ると笑っているんですけど、駆け出しの僕にはすごく怖いな、すごい役者さんっているんだなって教えてくれた方でした」としのんだ。