からあげマニアが絶賛する立ち蕎麦屋『雑賀屋』の「唐揚げ太麺そば」の魅力とは? #食楽web #蕎麦
美味しいからあげを求めて東奔西走。“からあげの聖地”・大分県中津市出身の日本唐揚協会認定カラアゲニストが絶賛する立ち食いそば屋の「唐揚げ太麺そば」とは?
カラアゲニストとして、日々さまざまなお店のからあげを食べ歩くなかで筆者が感じているのが、からあげと麺類の相性の良さ。例えばからあげ×ラーメンはその代表格。スープに浸ったからあげが独特の食感と味わいを生み、美味しさを増幅させてくれます。 【画像】立ち蕎麦屋『雑賀屋』の「唐揚げ太麺そば」の魅力とは? そして今回、ご紹介するのは、からあげ×そばの組み合わせ。取材に伺ったのは、『そばうどん 立ち喰い雑賀屋(さいかや) 本店』です。こちら、実は筆者が以前から通い続けているお店で、近くを通れば必ずと言ってよいほど立ち寄ります。 その理由は、ここに一度食べたらまた食べたくなってしまう絶品の“からあげそば”があるからです。その美味しさを改めてご紹介しましょう。
蕎麦つゆがしみた衣のとろみがウマすぎるからあげ
『雑賀屋』は京成本線・京成関屋駅と東武スカイツリーライン・牛田駅の間にあります。乗り換えポイントということもあって、ビジネスマンや学生などに大人気です。この日もピークタイムを外したつもりでお邪魔したのですが、次から次へとお客さんが入っては出ていく盛況ぶり。 店内右手の券売機で購入したのは「唐揚げ太麺そば」(590円)。そばも美味しいので「麺大盛」(100円)もポチります。カウンターで店員さんに渡してしばし待機です。
お待ちかねの「唐揚げ太麺そば」は、ゆうに100g近くはありそうなビッグサイズのからあげがドンとのっかっています。見事なビジュアルです。衣がつゆを吸っているので箸で持ち上げるのもひと苦労。 しかし食べてみればそんなことはどうでもよくなります。ただただ旨い! ダシの効いたつゆが衣にしみこんで、とろんとした歯ざわり。つゆに浸っているので衣本来のカリッとした食感はありませんが、これが良いのです。
舌の上へやさしく着地したときの官能的なまでの舌ざわりと、間を置かずに訪れる蕎麦つゆがジワッとしみ出す感覚。たまりません! さらにつゆをまとった肉が、ふんわりした食感とともに口いっぱいに広がり、肉の旨みと出汁の旨みがジワ~ンと全身に染み渡っていきます。