「子どもの頃から『死』について考えると不安になる…」悩みに叶姉妹がフラットでポジティブな“死生観”を語る
叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。10月22日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《「死」についての考えがめぐり不安になる》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。 【画像】惚れてしまう~!「完璧」「カッコいい」男装した叶恭子
お便りの内容は、以下の通り。 《私は子どもの頃から“死”についてさまざまな想像をして眠れなくなることがあります》 《死を迎える瞬間は苦しいのか、病死なのか。事件、事故による死なのか。死後、自分の意識はどうなるのか。就寝をして、気がついたら次の日の朝であるように案外あっけないものなのか》 《生まれ変わるとしたら、次はどのような存在になるのか、などなどです。亡くなった方に「どんな感じだった?」と聞いて答えが返ってくるわけでもないので、自分がそのときを迎えるまでわからないことを考えても仕方がないとわかってはいるのですが、どうしても考えがめぐり不安な気持ちになってしまいます》 《恭子様や美香様は死について考えたことはありますか?》
「死は人生の中の一つの組み込まれたもの」
お便りの内容を聞き終えた恭子さんは、自身の死生観について以下のように語った。 「私は死については、とてもフラットなポジティブな考え。人間はどんな方でも必ず一人で生まれて一人で死んでいく、それが人間でありますから。死は人生の中の一つの組み込まれたものでありますから。だから死が怖いとか、みなさんおっしゃってますが、必ずどんな方でも死は訪れるわけです。それが100歳であろうが、200歳であろうが、何歳であろうがですね」 「私は寝る前に、明日地球がなくなっていると思うととても安眠できます」 一方で、「自分のことよりも大事な人が亡くなることのほうがツラい」と語る美香さん。これについては恭子さんの同じ意見なようで「美香さんが死んだら生きていけない」とコメントした。 美香さん「私的には、お姉さんほどではないですけど、一人で生まれて一人で死んでいくっていうのは、間違いない事実ではあるので、どちらかというと自分のことよりも、自分が大事な人が亡くなることのほうが嫌だったり、悲しかったり、ツラかったり」 恭子さん「それはそうでしょう。だって私はもう、もし美香さんが死んだら本当に生きていけませんからね」 美香さん「いやいや、案外ファビュラス君と一緒に楽しくやってるかもしれないです」 恭子さん「本当にもう生きていけませんから。ファビュラス君もかわいそうに、セットで生きていけない」 美香さんは恭子さんの考えを取り入れることで、死への恐怖が薄れていったのだそう。 美香さん「(死について)怖いとかという考えはあまり持つことがないですね。お姉さんのおかげもあるんですが。お姉さんが思う日常の死に対してのお話を、いつもインタビューのときにしていたりすると『なるほど』って思うことがあるので。最終的には一人で生まれで一人で死ぬっていう、だから怖くもなんともないっていうふうになってきましたね」 最後に叶姉妹の二人は「寿命が伸びること」についてこんなやり取りを見せ、回答を締めくくった。 美香さん「いずれ永遠とか、もっともっと寿命が伸びることに関しては?」 恭子さん「だってもう、十分やりたいことはやってますから。これ以上何にももう(必要ない)」 美香さん「今は100年以上ですけど、200年、300年とか、永遠とかなってくる可能性もありますからね」 恭子さん「それは、なんでそうするんだろうって、反対に思いますね」
BuzzFeed Japan