乃木坂46 冨里奈央、初のアンダーセンターは未来への布石? 中西アルノ、奥田いろは……5期生に受け継がれるバトン
冨里奈央はアンダーセンターでさらなる成長を?
中西、奥田という5期生のバトンを受け取る形で、今回新たにセンターに抜擢された冨里。34thシングル『Monopoly』では初の選抜入り、35thシングル『チャンスは平等』ではアンダーフロント、36thシングル『チートデイ』では再び選抜と、アンダーと選抜の両方を経験してきた。33rdシングル収録の5期生曲「考えないようにする」ではセンターも務めた冨里は、スタイルの良さを活かしたしなやかなダンスが魅力。等身大の佇まいや笑顔もそうだが、アンニュイな表情も見せられる、オールラウンダーなタイプだ。 『乃木坂46"5期生"版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』では、セーラージュピター/木野まこと役を演じ、力強い演技で、また新たな扉を開いた。5期生の写真集『あの頃、乃木坂にいた』(マガジンハウス)のインタビューでは、「高身長を生かして男装にもチャレンジしたり、苦手なMCを自分なりに工夫できたことは、自信につながりました。あのアンダーライブでの経験は、これから活動を続けていく上で大きな財産になったと感謝しています」とアンダーの経験を振り返っている。確かにこの1年でライブパフォーマンスにしろ、バラエティでの振る舞いにしろ、冨里は見違えるようにたくましくなった。そんな冨里は現在18歳。まだまだ伸び盛りな年齢で、毎回見るたびに成長を見せてくれるメンバーだ。 冨里は公式ブログの中で、「この期間、自分に何か一つでも強みを見つけられたらいいなと思っています」と思いを明かしていた(※1)。乃木坂46、そしてアイドルグループとまっすぐに向き合ってきた冨里が『37thSGアンダーライブ』でどのような成長した姿を見せてくれるのか。今回のアンダーライブは、彼女の努力が結実するライブとなりそうだ。 ※1:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/102901
川崎龍也