【ハイライト動画あり】2点差激戦!「4強進出目前」東芝ブレイブルーパス東京×「前王者」クボタスピアーズ船橋・東京ベイ。NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第12節
「東芝ブレイブルーパス東京らしいプレーを最後までもってきたことが、相手の勝因になったと思います」(スピアーズ、CTB立川主将)
この同点トライの直後、後半41分、勝ち越しのコンバージョン成功させたのはSOモウンガ。最終スコアは22-20。スピアーズが劇的勝利で11勝目を挙げた。
「セタ・タマニバルが2トライしました。(そのうち1本はノートライ判定になったが)闘い続けて同じシチュエーションを作ってくりました。選手たちのここまでの頑張りが形になった試合でした」(ブレイブルーパス、トッド・ブラックアダーHC)
11勝目で勝点を50としたブレイブルーパス。
プレーオフ進出目前の次節は、4月14日(日)、勝点34の5位コベルコ神戸スティーラーズを秩父宮に迎える。
「この試合でもたくさんの学びがありました。そこを修正して、また一週間、新しいチームとして挑みたいです」(ブレイブルーパス、ブラックアダーHC)
一方、4強進出が厳しくなったスピアーズのフラン・ルディケHCは「80分通して接戦を繰り広げたが、勝ちきれなかった。スクラムのペナルティなどが最後に響いた」と敗戦を語った。
これで7点差以内の敗戦が5試合目となったスピアーズ。
CTB立川主将は「接戦が多く勝ち切れないのは理由があると思います。勝ちきれなかった学びを常に受け入れて、次の4試合へ向けてやっていくしかない」と殊勝に前を向いた。
8位にランクダウンしたスピアーズの次節は4月13日(土)。6位静岡ブルーレヴズとIAIスタジアム日本平(静岡)で激突する。
多羅 正崇