78%!上場企業で「もっとも営業利益率が高い会社」は?
会社四季報オンライン編集部がお届けするトリビアクイズ。あなたのカイシャに関する雑学力アップにお役立てください。 上記のランキングは、営業利益率の高い銘柄ランキング。上位には住宅ローン保証最大手の全国保証(7164)、システムインテグレーターのオービック(4684)、東京証券取引所を運営する日本取引所グループ(8697)など金融関連を中心としたサービス系企業が多く並んでいます。 では2023年12月期の営業利益率が78%となった営業利益率トップはどこでしょうか? ■正解 インテグラル 正解は、日本特化型PEファンドの組成・運用で知られるインテグラル(5842)です。2023年9月に東証グロース市場に上場。その最初の決算で営業利益率トップを記録しました。 インテグラルはどのような会社なのでしょうか。 会社四季報オンラインのプロフィール解説 では次のように同社の特徴が説明されています。 非公開株式会社への投資を目的とする、プライベートエクイティ・ファンド(PEファンド)を運営。ファンドの管理運用を行い管理報酬を得るとともに投資先企業への経営支援等を提供。経営に積極的に関与することで企業価値を高め、株式上場等によってキャピタルゲインを得る。自己資金による投資(プリンシパル投資)を行っている点に特徴。2006年設立。23年末時点で4つのファンドを運営している。今後の成長にむけてファンドのサイズアップや投資分野の拡大などを図る。アメリカに上場している銘柄はどうでしょうか。 『米国会社四季報 2024年秋冬号』に掲載されているアメリカの主要銘柄の中では、先物取引所の持ち株会社であるCMEグループが営業利益率トップ(過去3年平均営業利益率73.2%)。インターネットのドメイン管理を行う ベリサイン (同66.1%)が2位、クレジットカード世界最大手の ビザ (同64.7%)が3位と続きます。「営業利益率70%以上」を叩き出す企業は非常に希少であることがわかると思います。 いかがでしたか? 次回のクイズもお楽しみに! ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
会社四季報オンライン編集部