「1億4000万円の部屋空いてます」富裕層に人気の高級老人ホーム 東京では5億超の部屋も多くが契約済み 人気の理由は「お得感?」
■どのような人が入居しているのか
一体どんな仕事をしていた人たちが入居しているのだろうか。 藤井さん(元東芝勤務):ゼロから立ち上げた子会社の社長をずっとやってました。私の女房の母がここで100歳までお世話になりまして、その前におじが92歳までお世話になりました。20年ぐらい前から出入りさせてもらっています。ここに入れたら夢やなと思ったら、夢が実現したのが今日です。 5年前に入居したこちらのご夫婦は… 大槻さん夫妻(元デンソー子会社取締役):愛知県の方で仕事をずーっとしてたんですけど、近くだし、ここがいいなと。特にこの景色にほれて。ウォーターフロントで最高の生活じゃないかってこっち来たんです。 (Q:景色が決め手だったんですね?)景色がきれいですね。 大槻さん夫妻:病気のケアもすぐしていただけるから、すごい安心でプラスな部分が多いです。 大槻さん夫妻:隣にクリニックがありますし、廊下づたいで行けるんですよ。 ここには、看護師が24時間常駐しており、救急対応のできるクリニックもつながっているので医療体制も万全なのだ。
■室内の様子は
この老人ホームに入居して1年半のご夫婦のお宅を見せてもらった。 秦令欧奈アナウンサー:広い!広いですね。 土屋さん夫妻:こちらで私が寝てるんですよ。 秦令欧奈アナウンサー:ベッドがあって。 土屋さん夫妻:うちのお母さんはこちらの部屋で。 秦令欧奈アナウンサー:この寝室も広いですね。全体的に“施設”という感じじゃないですね。 土屋さん夫妻:私たちセカンドハウスって形で、湖の反対側の東近江市に自宅があるんです。最初の頃はここに泊まるのが月20日間ぐらいだったんです。ところが居心地が良いもんだから、今帰るのが月に1度ぐらい。とってもここの食堂が充実していて、メニューも毎日色々変わるんですよ。朝昼晩と食事に行くようにしてるんです。 土屋さん夫妻:私、楽してます。 秦令欧奈アナウンサー:実際に入居費用はどれぐらいかかりましたか? 土屋さん夫妻:これ言うの、ちょっとまずいんじゃないかと思って…。