祈る、復興 震災10カ月
●関連死、新たに14人認定 能登半島地震は1日、発生から10カ月となった。この日新たに、輪島市、志賀町、能登町が災害関連死として計14人を認定したと発表。石川県内の災害関連死は累計195人となり、認定見込みを含めると214人、直接死227人と合わせた犠牲者は計441人となる見通しとなった。9月の記録的豪雨の影響もあり、今も627人が避難生活を強いられており、関連死の増加が懸念される。 輪島市町野町粟蔵の仮設住宅団地では、ろうそく約500個が「1・1 NOTO」の文字を描くように並べられ、住民や災害ボランティアらが、灯(あか)りをともして黙とうをささげ、犠牲者の冥福と早期の復旧復興を祈って手を合わせた。