【将棋】渡辺明九段、左膝手術入院中に「ほぼしたことがない」ことに挑戦「今後のためになる」
将棋の渡辺明九段(40)が25日、X(旧ツイッター)を更新。左膝前十字靱帯再建の手術後の経過を報告した。 23日から3日連続投稿。「12月25日(水)前十字靱帯再建手術後5日目」とした上で「体の管がとれてから病院の方が部屋に来るのは食事時と検温くらいに減ったので、病院にいる感覚は薄れてきます」と書き出した。 そして「先生からは『松葉杖に慣れてくると動きが雑になってくるから』と注意されていましたが、松葉杖2日目からはある程度、操れるようになって確かにそうだなと用心しています」と記述。 続けて「リハビリ室へは1日に1、2回(45分ほど)今まで筋トレはほぼしたことがないので、まあまあ楽しいです。リハビリの先生から膝知識を聞くのも今後のためになるし。空き時間が多いので、散歩、足の自主トレ、将棋観戦、将棋研究、読書、テレビで過ごしています」とつづった。 最後に「手術後、48時間ほどベッド上だったことで腰周りの炎症と患側の踵の痺れが気になっていましたが、運動量が増えたことで軽快しました」と締めくくった。 日本将棋連盟は左膝の手術のため、19日から来年1月20日まで休場すると発表。渡辺もXを通じ「左膝・前十字靱帯再建の手術入院のため、1か月ほど休場させて頂くことになりました」と言及。そして「6月に予定していた手術を回避してやってきて、状態はそんなに悪くなかったのですが、11月頃に悪化して、このままいくのは難しいと感じるようになりました。そこから手術の日程を探した結果、棋戦など多方面に調整等でご迷惑をお掛けして申し訳ありません」とつづった。 続けて「そもそもはフットサルによるケガですし、自分の健康管理の甘さです。今は後悔、焦り、不安といったマイナスの感情ばかりなんですけど、目の前のことをやっていくしかないです」と記述。最後に「復帰については状態を見て慎重に検討していきたいと思います。宜しくお願いします」と締めくくった。 休場期間中に予定されていたA級順位戦7回戦の永瀬拓矢九段戦は延期となり、インターネットテレビ、ABEMA「将棋チャンネル」の「ABEMAトーナメント2025」には不出場となり、オリジナル対局企画「ABEMA地域対抗戦2025」で務めている関東Bの監督は交代する。