前検日朝10時に追加あっせんの連絡受けた“清水裕友の師匠”國村洋が緊急参戦「まさか本当に入るとは」/防府競輪G3
防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(G3)」は11月1日、初日を迎える。6RのS級一次予選に出走する國村洋(47歳・山口=80期)に話を聞いた。 前検日当日に出走予定だった高橋広大が欠場。予備だった國村洋が正選手に繰り上がった。初日からは清水裕友、桑原大志、久保田泰弘の3人の予定が晴れて4人となった。 「もちろん最初から走るつもりで準備はしていました。(繰り上がりの)連絡は10時に来ました。心境ですか? “えっ⁉”って。まさか本当に入るとは。でもせっかくなら初日から走れて良かったです」 地元記念7連覇を狙う弟子の清水同様、地元バンクを走るのは2年前の記念以来とある。 「僕なんかどうこう言える選手じゃないので。刺激的な3日間、ないし4日間になれば」 “4日間ですよ!”の声が上がると「良かった。突っ込んでもらえて。まじめなやつはあまり得意じゃないので。ハハハハハハ」と笑い飛ばした。 今回は最終日にガールズケイリンのルーキーシリーズプラスがあるため、強制帰郷がある開催。そうなりたくない意味だったのか、F1戦が主流だからこその3日だったのかは定かではないが、ベテランらしく入れ込んだ様子はない。 初日6Rは河端朋之ー久保田泰弘の3番手回り。ダッシュ強烈な河端の3番手は楽な位置ではないが「どこを走ったとしても楽ではないので」と泰然自若だ。懸命にくいさがって二次予選進出を決めるつもりだ。(netkeirin特派員)