オコンが2024年限りでアルピーヌ離脱決定!オールフランス体制は2シーズンで一区切り…後任は“然るべき時期に”発表|F1
アルピーヌF1チームは現地時間3日、今季限りでエステバン・オコンが離脱することを発表した。 オコンはルノー時代の2020年から同チームに在籍し、2021年のハンガリーGPではF1キャリア初優勝をアルピーヌで果たしている。同チームでの在籍は5シーズンでピリオドを打つことになった。 チーム公式メディアを通し、オコンは「このチームでF1に参戦できたことは、僕の人生にとって重要な時期だった。フルタイムのレーシングドライバーとして5年間ここにいるし、僕がプロドライバーとしてキャリアをスタートさせたのは10代の頃、エンストン(アルピーヌの本拠地)が始まりだった。ここは僕にとって常に特別な場所だよ」との声明を発表している。 なおアルピーヌの来季シートは、まだ明らかになっていない。ブルーノ・ファミン代表は「然るべき時期に発表する」と口にしている。
前レースのモナコGPでは、オープニングラップのターン8で僚友ピエール・ガスリーと接触し、リタイアとなったオコン。このレースがファミン代表の逆鱗に触れたことは周知のとおり。 2023年からガスリーを迎え入れ、チームとしてオールフランス体制となっていたアルピーヌ。オコンの離脱が決まり、フランス人ドライバー2人の体制は、2シーズンで一区切りすることになった。 来季はオコンの代わりにリザーブのジャック・ドゥーハンが昇格となるのか、それとも外部からレギュラードライバーを確保するのか、同チームのドライバー人事は今後も要注目となる。