川北さんが全日本で準優勝 エアロビ選手権 西村さんは3位入賞 三重・松阪
エアロダンス種目ティーンズ女子で
スズキジャパンカップ2024第41回全日本総合エアロビック選手権大会」(日本エアロビック連盟主催)がこのほど、浜松市の浜松アリーナであり、エアロダンス種目(AD種目)・ティーンズ女子で、三重県松阪市のACTIVE KIDS(=アクティブキッズ、宮田真里枝代表)の川北紗羽さん(嬉野中3年)が準優勝、西村梨央さん(同)が3位に入った。 エアロビック大会は、国際大会につながるエアロビック・ジムナスティック種目(AG種目)と、国内での普及を目指して策定された日本独自ルールに基づくAD種目がある。 今大会は全国5地区の予選で優勝するなどした小学生から大人までの選手が出場。性別や年齢でAG種目は個人11部門、AD種目は個人9部門、団体1部門を実施した。AG種目の上位選手は世界大会出場権を得る。 川北さんは市立豊田小学校2年の時に友人たちが習い事を始める中で、「何かしたい」と自宅近くで活動していたアクティブキッズに通い始めた。ADは2023(令和5)年から始め、今回は10月の西日本地区大会を制して出場権を得た。 西村さんは音楽に合わせてダンスをするのが好きで、同豊田幼稚園年中時に友人に誘われて親子ビクスを始めたのがきっかけ。今大会は中部地区代表で出場した。 ティーンズ女子には7人出場。1人ずつ披露し7人の審査員の採点で優勝を争った。最終7人目で披露した川北さんは、負けない気持ちを強く持ち自分らしさを発揮することを意識し、17.2点で準優勝。一方、西村さんはトップバッターの緊張にも負けず自分を鼓舞し、17.1点で3位に入った。 川北さんは「強い選手ばかりだったけど、上位に入ることが目標だった。自分の名前が出たときは驚きで信じられなかったけどうれしかった。来年8月には国スポがあるので、そこでも結果を出せるように頑張りたい」、西村さんは「周囲の選手たちがすごかった。上位に入れるか分からなかったので、名前が呼ばれた時は本当にうれしかった。国スポに向けてダンスと勉強を両立させたい」とそれぞれ話した。