〈2024年11月度CM好感度ランキング〉三菱「アウトランダーPHEV」がランクイン 初代モデル出演の江口洋介が再登場
CM総合研究所(関根心太郎代表、東京都千代田区)は、2024年11月度のCM好感度ランキングを公表した。総合ランキングでは日本マクドナルドが3カ月連続の首位、「ポケモン」のカードゲームが2位、日清食品「カップヌードル」が3位だった。自動車業類は17カ月連続でトップテンを逃した。 東京キー5局でオンエアされた全CMを採録・分析するとともに、特約視聴者モニター3千人にCMの印象・商品購買の意向などを聞いた。今回の対象期間の2024年10月20日~11月19日に放映された全CMは2506銘柄(前月比40銘柄減)で、このうち自動車業類は78銘柄(同8銘柄増)だった。 自動車業類は、三菱自動車の「デリカミニ」が2カ月ぶり通算11回目の首位を獲得した。同社は「アウトランダーPHEV」も6位にランクインした。 CM総研はこれらの中からアウトランダーPHEVに注目。その新CMは、初代モデルのキャラクターを務めた俳優の江口洋介が再登場し、充電を済ませた同モデルに乗り込む場面から始まる。プラグインハイブリッド車ならではの航続距離の長さや、インテリアの上質さといった特長をクルマが〝自ら〟をアピールしてくるのを、江口が「知ってる」とクールに返すストーリーで、「ごちゃごちゃうるせえ、いいクルマ。」のコピーで締めくくる。同モデルの声はアニメ「ルパン三世」の次元大介役などで知られる声優の大塚明夫が担当した。 江口の久々の登場が話題となったほか、江口が長年のユーザーらしい振る舞いで同モデルの魅力を伝える内容が、40歳以上の男性を中心に支持された。視聴者からは「『ごちゃごちゃうるせえ…』というキャッチフレーズが江口らしい」「久しぶりの車のCM出演が素敵だと思った」などのコメントが寄せられた。