「2段階の"降格"は非常に稀」…「ミシュラン」鳥羽シェフ星ならず!"内定"発言は? 返り咲きは…
「sio」は、“一つ星”から“セレクテッドレストラン”に
’23年12月5日に『ミシュランガイド東京2024』の発表会が国立新美術館で行われた。12時からはメディア向け説明会、14時からは掲載店発表セレモニー、15時30分からは懇親会という流れになっており、私も参加している。掲載店発表セレモニーからは、セレクテッドレストランを除くレストラン関係者を招待。総勢600名が参加していたので、とても活気に溢れていた。 【衝撃写真】すごい…!広末涼子が「頭頂部ガラ空き帽子」オフショット…! 今年から、星やビブグルマン、ミシュラングリーンスターといった評価がつかない、新たなカテゴリー「セレクテッドレストラン」194軒が加わっている。そのため、掲載軒数は全部で504軒(新規168軒)と過去最多の軒数に。東京の星つきレストランは183軒となり、今年も「世界で最も星が多い都市」となった。 毎年この時期、新規掲載店、星の増減があったレストランについて、飲食業界はしばらくこの話題でもちきりとなるが、飲食業界ではない人々も、先行きを気にかけたレストランがあったのではないだろうか。 代々木上原にある「sio」は、女優である広末涼子とダブル不倫をしていた鳥羽周作氏が代表を務めていたレストランだ。 騒動の最中にオープンした長野の新店について「今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから」と、“ミシュランガイドの星内定”発言で物議を醸した。 『ミシュランガイド東京2024』で、「sio」が属する料理ジャンルの現代風料理は、全部で37軒。その内訳は、三つ星4軒、二つ星8軒、一つ星11軒、ビブグルマン1軒、評価のないセレクテッドレストランが13軒となっている。残念ながら、「sio」は昨年の一つ星からセレクテッドレストランに降格され、星を落としてしまった。 ビブグルマンでもないので、2段階下げられたと考えられる。シェフが変わったり(本年度も事件でシェフがいなくなったケースがある)、店が移転したりするなどして、いきなり2段階以上落ちることはあるが、非常に稀なことだ。