主導権を握り４－１で快勝

U-17日本女子代表が佐藤（９番）の２ゴールなどでオーストラリアを下した。（C）AFC

　U-17日本女子代表は現地５月10日、インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップのグループステージ（GS）第２節でオーストラリアと対戦。４－１で快勝した。 【動画】胸トラから反転左足！ 佐藤ももサロワンウエキの美技弾！ 　過去最多４度の優勝を誇る日本は、初戦でタイを４－０でくだし白星スタート。続くオーストラリア戦は、３分と10分に佐藤ももサロワンウエキがネットを揺らし、幸先良く２点をリードすると、後半も勢いは止まらず。 　65分にキャプテンの眞城美春が２戦連続弾を決めると、80分には平川陽菜が強烈なミドルでダメ押しの４点目。終了間際にPKで失点したものの、このまま勝利したリトルなでしこが、２連勝でノックアウトステージ進出を決めた。 　主導権を握りながら盤石な試合運びを見せた日本に、オーストラリアのファンも感服。試合後にSNS上で以下の声が上がった。 「日本との対戦はいつも難しい。17歳以下もテクニカルだ」 「相手との違いはボールスピード」 「ボール保持、ボールコントロール、パス、ポジショニング、決断力。私たちは日本との差を埋めなければいけない」 「技術レベルに差がある。これはオーストラリア全体の選手育成の問題だ」 「日本代表はまるで練習試合をしているように見えたよ（笑）」 「強い相手がいる素晴らしい舞台で経験を積んでいるのは良いことだ」 「世界とのギャップを埋めないと」 　日本は13日にGS最終節で同じく2連勝中の中国と激突。グループ首位通過を懸けた一戦を迎える。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部